★2007年 ベスト10冊★
早いもので、07年も残り二日になりました。
今年もブログを通じて、たくさんの本に出会うことができました。
リンク先の皆さんをはじめとして、全ての方に感謝いたします。
さて、毎年年末にUPしている年間ベスト10冊をUPします。
あくまで個人の好みですので、客観的に優れている作品とは限りません。
それを踏まえてご覧いただければ幸いです。
をクリックすると日記に飛びます。
1
2007年中央公論文芸賞受賞作品
逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるのだろうか。
理性をゆるがす愛があり、罪にもそそぐ光があった。
2
2007年上期直木賞候補作品
鳥取の旧家に生きる3代の女たち、そして彼女たちを取り巻く
不思議な一族の血脈を比類ない筆致で描く。
3
2004年上期直木賞受賞作品
大正3年、マタギ富治の流転の物語の幕が上がる。
失われつつある日本の風土を克明に描く。
4
なぜ〈僕〉の記憶は失われたのか?
世界から搾取され、漂流するしかない若者は、日々の記憶を塗りかえる。
5
1955年アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞受賞作品
大都会の孤独と死、愛と友情を謳いあげた永遠の名作が、
村上春樹の翻訳により鮮やかに甦る。
6
2004年上期芥川賞候補作品
しあわせな眠りを提供する不思議なホテル。
日常からほんの少し乖離した世界でもたらされる物語。
7
時間と距離を超え、繋がる謎。愛とは何か、
人間性とは何かを真摯に問い掛ける、長編ミステリ。
8
失われたものの世界を硬質な文体でえがく、
芥川賞作家のとびきりクールな傑作長編小説。
9
2006年上期芥川賞候補作品
人を好きになること、誰かと暮らすことの、危うさと幸福感を、
みずみずしく描き上げる感動の小説集。切なくて、とても真剣な恋愛小説。
10
2006年下期直木賞候補作品
トレーラーの走行中に外れたタイヤは凶器と化し、通りがかりの母子を襲った。
タイヤが飛んだ原因は「整備不良」なのか、それとも…。
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